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コラム
アルミ製品のお手入れ方法
せっかく購入した商品を末永く利用したいと思うのは当たり前。しかし、お手入れ方法を誤ってしまうと、すぐにダメになってしまいます。そのため、弊社商品のお手入れ方法をご説明いたします。
■ポイント1 空焚きをしない
アルミは溶融点が約600℃と低いため、空焚きをしてしまうと、変形・腐食・穴あき・塗装剥がれの原因になります。
■ポイント2 金属製のへら等の調理器具を利用しない
塗装被膜を傷つけて、塗装剥がれの原因になります。
木や竹・プラスチック製・シリコン製の調理器具をご利用ください。
■ ポイント3 中性洗剤で優しく洗う
ご使用後は、ぬるま湯を入れて汚れをふやかし、中性洗剤とスポンジ(柔らかい面を利用)で洗ってください。アルカリ性や酸性の洗剤をご利用になられると、腐食(白い斑点や黒ずみ)の原因になります。また、クレンザーや金ダワシのご利用も控えてください。焦げ付いてしまった場合は、60℃以上の熱湯に10分以上つけて、ふやかします。お釜についたご飯粒や吹きこぼれた米汁跡も、同様にふやかしてください。ふやかした後、スポンジで軽く洗い流してください。洗った後はきちんと水気を拭き取ります。水滴をつけたままの状態ですと、水道水に含まれる塩素などによって腐食のもとになります。
中性洗剤をご利用いただければ、食洗器も利用できます。
■ ポイント4 急激な温度変化を与えない
調理後など高温になっている本体に、冷水をかける等、急激な温度変化を与えないでください。変形の原因になります。
■ ポイント5 調理物を長時間保存しておかない
アルミ鍋や釜に、調理したものを長時間保存しておくと、腐食の原因になります。
一昼夜以上、調理物を入れたままにしないでください。
■ ポイント6 煮炊きをする場合、酢、重曹などの使用を控える
アルミはもともと、酸・アルカリと相性がよくありません。これらを使って調理したものを鍋に長時間保存しないようにしてください。
最後に、アルミ製品は熱伝導率が良いことが特長です。そのため、調理中や調理直後は、とても熱くなっています。やけどに十分注意してください。