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お鍋・お釜を長く利用するためのポイント

めっきり寒くなり、鍋が恋しい季節になってきました。秋から冬にかけて、様々な鍋料理で利用される田舎鍋(いろり鍋)。そして、コース料理を引き立てる釜飯のお釜。利用頻度が多い分、少しでも長持ちさせたいですよね。塗装が剥げてきたという理由で、修理(塗り直し)や買い替えを行われる方々が多いと思いますが、そもそもアルミ合金の種類によって、塗装の剥げ具合が変わることをご存じでしたでしょうか?

そもそもアルミは不動態皮膜と呼ばれる自然の保護皮膜を作り、錆びにくい金属です。ただ、空気中の水分やガスによって不動態皮膜が剥がれたり、部分的に穴があいて錆び(白錆び)が出来てきます。この錆びの出来にくさが、アルミにどんな成分が含まれているかによって、変わってきます。


■主要アルミニウム合金ダイカスト成分表(アルミ以外の主要成分を表示)

Cu Si Mg 特長
一般的な鋳造合金(ADC12Z) 1.5~3.5% 9.6~12.0% 0.3%以下 機械的性質、被削性及び鋳造性が良いが、鋳造割れ性と耐食性は若干劣る。
砺波商店合金 (ADC5) 0.2%以下 0.3%以下 4.0~8.5% 耐食性が最も良好で、伸び、衝撃値は高いが、鋳造性が劣る。
砺波商店合金 (ADC6) 0.1%以下 1.0%以下 2.5~4.0% 耐食性はADC5に次いで優れている。鋳造性はADC5より若干良い。
※JIS H5302:2006より編集

弊社砺波商店のアルミ合金は、鋳造性は劣るが耐食性が良いADC5かADC6を使っており、錆びるのを防いでおります。

※左の釜「他社製」、右の釜「砺波商店製」

この錆びが出来ると、フッ素などの塗装面の剥がれがより深刻なものになっていきます。

水分やスポンジなどの摩擦によって、どうしても塗装は剥がれていくのですが、アルミ自体が錆びることで、新たな塗装の剥がれを引き起こします。また、錆びによって塗装が浮き上がり、表面がデコボコしてきます。

【一般的な剥がれ】
【錆びによる剥がれの増加】
※左の釜「他社製」、右の釜「砺波商店製」

このようにお店で利用していくことで、塗装の剥がれは起きてしまいますが、アルミ合金の錆びによって、塗装の剥がれ度合が増加していきます。また、錆びが発生している場合、きれいに修理(塗り直し)ができません。より長く利用していただくためには、錆びにくいアルミ合金を利用したお釜やお鍋を利用することをお勧めいたします。

弊社商品は、錆びにくいアルミ合金を利用しておりますので、長くご利用いただくことが可能です。

弊社商品については、以下のWEBカタログからご覧ください。

【鍋】https://www.tonami-tkm.co.jp/catalog/html5.html#page=43

【釜】https://www.tonami-tkm.co.jp/catalog/html5.html#page=51

※ご紹介しております商品は、撮影の関係上、実際の色見とは若干異なる可能性がございますので、ご承知おきください。

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